2021/02/08
ハムストリングスの筋肉についてお話します。ハムストリングスは、太ももの後ろの筋肉で「大腿二頭筋」「半腱様筋」「半膜様筋」に分かれます。その筋肉は、膝を曲げる動作や股関節を後ろに伸ばす動作などに使う筋肉です。この筋肉は、ランニングや運動するときなどに使えるとパフォーマンスが上がる筋肉にもなります。でも、それだけではなく腰の負担にもなる筋肉にもなります。腰の負担になってしまうのは、ハムストリングスが柔軟性がなくなっていること。前かがみの姿勢の時に太ももの筋肉の柔軟性がないと腰の筋肉だけでも前かがみから物を持ち上げたり椅子から立ち上がったりするので腰の痛みに繋がりやすくなるのです。
では、どのくらいの柔軟性があったらいいのかと言いますと。「スポーツタオルを準備します。そのスポーツタオルを、片方の足の裏にかけ両端を持ちます。そこからあお向けに寝るように倒れていくとタオルをかけている足が上がります。その角度が90度に近いのであれば、ハムストレングスからの腰への負担は少ないといえます。」
このハムストレングスも、日常生活ではなかなか意識できない部分です。皆さんも、一度試してみてくださいね。